システム管理 IBM HTTP Server ドキュメンテーション

IBM Administration Server の構成 (Configuring the IBM Administration Server)

 

このセクションには、構成ファイルの変更方法など、IBM Administration Server の一般構成情報があります。 このセクションの終わりに、関連情報へのリンクがあります。

Apache Web サーバーでは、ユーザーによる手動のファイル構成が必要です。 IBM HTTP Server には、IBM HTTP Server ディレクトリーに別個にインストールされたコンポーネントとして IBM Administration Server が組み込まれています。 このセットアップにより、ブラウザー・ベースのポイント・アンド・クリック・インターフェースによって IBM HTTP Server を構成することができます。

Web サーバーの管理者は、HTTP Server とは別のポートにインストールされた IBM Administration Server のブラウザー (少なくとも Netscape V4.07 または Microsoft Explorer V5.0) をポイントして、IBM HTTP Server を構成します。たとえば、IBM HTTP Server が http://anydomainname.com にインストールされている場合には、IBM Administration Server は http://anydomainname.com:8008 にインストールすることができます。

ログインすると、IBM Administration Server の開始画面として、左側にナビゲーション・ペイン、右側に目次ペイン、 上部に小さなメッセージ・ペインの 3 つのペインから構成されるページが表示されます。 ナビゲーション・ペインでタスク (基本設定 > コア設定など) を選択すると、目次ペインに、入力が必要なフィールドのあるフォームが表示されます。

IBM HTTP Server 構成ファイルの変更

IBM Administration Server は、稼働中のサーバーを中断せずに IBM HTTP Server の構成ファイルに変更を加えることができます。 たとえば、IBM HTTP Server 用のエラー・ログの位置を変更するには以下のようにします。

  1. Administration Server のエラー・ログ・フィールドに新規の値を入力します。
  2. ページ最下部にある実行依頼をクリックします。 この新規の値が、IBM HTTP Server の構成ファイル内の ErrorLog ディレクティブになります。
  3. 変更の完了時にそのページの上部にある再始動アイコン (円の内側の縦線) をクリックすると、IBM HTTP Server が変更された構成ファイルを使って再始動されます。

IBM Administration Server インターフェースでフォームに行われたそれぞれの変更は、 構成ファイルで有効範囲 またはコンテナー と呼ばれる特定のリソースのセットに適用されます。 コンテナーの例には、仮想ホスト、ディレクトリー、位置、 またはすべてのリソースが入っているグローバル・コンテナー があります。 変更が適用されるリソースのセットを指示するには、有効範囲をクリックして、 それぞれのフォームの上部にある「有効範囲」ウィンドウで有効範囲を選択してください。

 
関連情報

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