セッション ID のキャッシングを使用可能にする: IBM HTTP Server
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UNIX プラットフォームの場合

セッション ID のキャッシングを使用可能にする

注: UNIX プラットフォームでのみ有効です。

キャッシュされたセッション ID により、クライアントとサーバーは短縮されたハンドシェークで通信することができます。 デフォルトは、セッション ID のキャッシングを使用可能にしています。

セッション ID キャッシングを使用可能にするには、以下のようにします。

  1. デフォルトをそのまま受け入れるか、あるいは構成ファイルの中で仮想ホスト・スタンザの外に SSLCacheEnable ディレクティブを指定します。
  2. var/logs ディレクトリーのデフォルト名が受け入れにくい場合は、 SSLCachePortFilename を指定して、セッション ID キャッシュのポートに名前を割り当ててください。
  3. セッション ID のキャッシュに適用するタイムアウト値を設定します。 有効値が 0 から 100 の間の値である、 SSLV2Timeout ディレクティブと、有効値が 0 から 86400 の間の値である、 SSLV3Timeout ディレクティブを指定します。 値は秒単位表示です。
  4. キャッシング・エラーをログに記録するかどうかを決めます。 セッション ID のキャッシング中、 またはキャッシュからの検索中に発生したエラーのロギングを使用可能にするには、 構成ファイルの中で仮想ホスト・スタンザの外に、 SSLCacheErrorLog ディレクティブを指定してください。
  5. 構成ファイルを保管して、サーバーを再始動します。
 
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