トラブルシューティング IBM HTTP Server ドキュメンテーション

トラブルシューティング (Troubleshooting)

このセクションには、問題を識別し、その問題に関する情報を収集、検討し、さらに、必要なヘルプを得るための情報があります。 このセクションの終わりに、関連トピックへのリンクがあります。

まずはじめに

ブラウザーのレベルが正しいかどうかを確認してください。 Netscape Navigator V4.07 以降、または Microsoft Internet Explorer V5.0 以降が必要です。

Tip: Netscape V6.x は、現在のところ、IBM Administration Server をサポートしていません。ブラウザー要件の最新情報については、 IBM HTTP Server Web サイトを参照してください。

AIX ユーザーの場合
HP ユーザーの場合
Linux ユーザーの場合
Solaris ユーザーの場合
Windows NT ユーザーの場合
Windows 2000 ユーザーの場合
  • AIX、Linux、および HP では、IBM Developer Kit、Java Edition V1.3 または Java Runtime Environment (JRE) V1.3 が稼働していることを確認してください。 これらの 3 つのプラットフォームでは、IBM Developer Kit、Java edition または JRE を自分でインストールする必要があります。 Windows および Solaris オペレーティング・システムでは、JRE は自動的にグローバル・セキュリティー・キット (GSK) の一部としてインストールされます。
  • 問題のタイプの判別のためにエラー・ログを確認してください。 エラー・ログは、構成ファイルの ErrorLog ディレクティブで指定されたディレクトリーにあります。 オペレーティング・システムによって、デフォルト・ディレクトリーは、以下のようになります。

    • AIX の場合: /usr/HTTPServer/logs/error_log ディレクトリー
    • HP の場合: /opt/HTTPServer/logs/error_log
    • Linux の場合: /opt/IBMHTTPServer/logs/error_log
    • Solaris の場合: /opt/IBMHTTPD/logs/error_log
    • Windows の場合: <server_root>\logs\error.log
Windows NT オペレーティング・システムの場合
Windows 2000 プラットフォームの場合

Windows オペレーティング・システムでの Administration Server または IBM HTTP Server Service のログオン失敗

IBM HTTP Server のインストール中に、ログイン ID とパスワードを入力するプロンプト表示されます。 入力する ID にはサービスのログオン権限が必要です。Administration Server を開始しようとしたときにサービス開始を示すエラーが起きた場合、以下の 1 つを実行してください:

  1. スタート > プログラム > 管理ツール > ユーザー・マネージャーをクリックします。
  2. ユーザー・マネージャー・リストからユーザーを選択します。
  3. 原則 > ユーザーの権利をクリックします。
  4. 高度なユーザー権利の表示チェック・ボックスを選択します。
  5. 右のドロップダウン・メニューからサービスとしてログオンをクリックします。

Windows NT オペレーティング・システムの場合
Windows 2000 オペレーティング・システムの場合

  1. スタートStart > 設定 > コントロール パネルをクリックします。
  2. 管理ツールをオープンします。
  3. サービスをオープンします。選択したローカル・ユーザーは「コンピューターの管理」にある「ローカル ユーザーとグループ」に作成されます。
  4. サービス > アクション > プロパティーをクリックします。
  5. ログオン・タブを選択します。
  6. このアカウント・オプションを選択し、次にブラウズを選択して、サービスに関連するユーザーを選択します。

ログの表示

Administration Server ログを表示するには、使用法 > Administration Server ログの表示の順に進みます。 アクセス・ログおよびエラー・ログを表示できます。

エラー・メッセージ

SSL エラー・メッセージは、次の形式になります: SSLnnnnX、この場合の nnnnX は以下のとおりになります。

  • nnnn: 4 桁のエラー番号になります。
  • 0100-0199: 初期化のメッセージを示します。
  • 0200-0299: ハンドシェークのメッセージを示します。
  • 0300-0399: 構成のメッセージを示します。
  • 0400-0499: 読み取りのメッセージを示します。
  • 0500-0599: 書き込みのメッセージを示します。
  • 0600-0699: キャッシングのメッセージを示します。
  • 0700-0799: SSL の Stash ユーティリティーのメッセージを示します。
  • I: 情報
  • E: エラー
  • W: 警告
  • S: 重大

初期化のメッセージ

以下のメッセージは、初期化の問題によって表示されます。

  • メッセージ: SSL0100S: GSK の初期化ができませんでした。 <errorCode>.
    • 理由: SSL ライブラリーが不明なエラーを返したので、初期化に失敗しました。
    • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0101S: GSK の初期化ができませんでした。パスワードも Stash ファイル名も指定されていません。 keyfile ファイルをオープンできませんでした。
    • 理由: 鍵のデータベースの Stash ファイルが検出できなかったか、または、破壊されています。
    • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0102E: GSK の初期化ができませんでした。鍵ファイルを開くことができませんでした。
    • 理由: サーバーが鍵のデータベースを開くことができませんでした。
    • 解決方法: keyfile ディレクティブが正しいこと、および、ファイル・アクセス権で Web サーバーのユーザー ID がそのファイルにアクセスできるようになっていることを確認してください。
  • メッセージ: SSL0103E: 内部エラー - GSK が初期化できませんでした。一時鍵ペアを生成できませんでした。
    • 理由: GSK が初期化できませんでした。一時鍵ペアを生成できませんでした。
    • 解決方法: この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0104E: GSK が初期化できませんでした。鍵ファイルのパスワードが無効です。
    • 理由: Stash ファイルから検索したパスワードでは、鍵のデータベースを開くことができませんでした。
    • 解決方法: IKEYMAN を使用して鍵のデータベースのファイルを開き、パスワード Stash ファイルを再作成してください。 この問題は、鍵のデータベース・ファイルが破壊されている場合でも発生します。新規に鍵のデータベース・ファイルを作成することで問題が解決する場合があります。
  • メッセージ: SSL0105E: GSK が初期化できませんでした。ラベルが無効です。
    • 理由: 指定された鍵ラベルが鍵ファイルに存在していません。
    • 解決方法: SSLServerCert ディレクティブがコーディングされている場合はそれが正しいことを確認し、また、ラベルが鍵のデータベースの鍵に有効であることを確認してください。
  • メッセージ: SSL0106E: 初期化エラー。内部エラー - ハンドルが不良です。
    • 理由: 内部エラーが発生しました。
    • 解決方法: この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0107E: 初期化エラー。 GSK ライブラリーがアンロードされています。
    • 理由: ダイナミック・リンク・ライブラリーがアンロードされているために、GSKit 機能の呼び出しに失敗しました (Windows の場合のみ)。
    • 解決方法: サーバーをシャットダウンしてから、再始動してください。
  • メッセージ: SSL0108E: 初期化エラー。GSK 内部エラー。
    • 理由: GSKit ライブラリーのエラーのため、クライアントとサーバーの間の通信が失敗しました。
    • 解決方法: クライアントから接続を再試行してください。 引き続きエラーが起こる場合は、サービスに問題を報告してください。
  • メッセージ: SSL0109E: GSK の初期化ができませんでした。内部メモリーの割り振り失敗です。
    • 理由: サーバーが操作の完了に必要なメモリーを割り振ることができませんでした。
    • 解決方法: メモリーを解放するようなアクションを取ってください。実行中のスレッドまたはプロセスの数を削減するか、「仮想」メモリーを増やすことを試してみてください。
  • メッセージ: SSL0110E: 初期化エラー。GSK ハンドルが、操作には無効な状態にあります。
    • 理由: 接続の SSL 状態が無効です。
    • 解決方法: クライアントから接続を再試行してください。 引き続きエラーが起こる場合は、サービスに問題を報告してください。
  • メッセージ: SSL0111E: 初期化エラー。鍵ファイル・ラベルが見つかりませんでした。
    • 理由: 指定された証明書または鍵ラベルが無効です。
    • 解決方法: SSLServerCert ディレクティブで指定された証明書名が正しいこと、または、 SSLServerCert ディレクティブがコーディングされていない場合は、デフォルトの証明書が鍵のデータベースに存在することを確認してください。
  • メッセージ: SSL0112E: 初期化エラー。証明書が使用可能ではありません。
    • 理由: クライアントが証明書を送信しませんでした。
    • 解決方法: クライアント証明書が必須でない場合は、クライアント認証をオプションに設定します。 クライアントに連絡し、受け入れ可能な証明書を送信しない理由を判別してください。
  • メッセージ: SSL0113E: 初期化エラー。証明書の妥当性検査エラーです。
    • 理由: 受信した証明書が、妥当性検査の 1 つで失敗しました。
    • 解決方法: 別の証明書を使用してください。サービスに連絡をとり、証明書が妥当性検査に失敗した原因を判別してください。
  • メッセージ: SSL0114E: 初期化エラー。暗号の処理中のエラーです。
    • 理由: 暗号化のエラーが発生しました。
    • 解決方法: なし。問題が継続する場合は、サービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0115E: 初期化エラー。証明書の ASN フィールドの妥当性検査中のエラーです。
  • 理由: サーバーが証明書のASN フィールドの 1 つについて妥当性検査ができませんでした。
  • 解決方法: 別の証明書を使用してください。
  • メッセージ: SSL0116E: 初期化エラー。LDAP サーバーへの接続中のエラーです。
    • 理由: Web サーバーが、CRL LDAP サーバーとの接続に失敗しました。
    • 解決方法: SSLCRLHostname および SSLCRLPort ディレクティブに入力された値が正しいことを確認してください。 CRL LDAP サーバーのアクセスに認証が必要な場合は、SSLCRLUserID ディレクティブがコーディングされていて、パスワードが SSLStashfile ディレクティブによって 指されている Stash ファイルに追加されています。
  • メッセージ: SSL0117E: 初期化エラー。不明の内部エラーです。問題をサービスに報告してください。;
    • 理由: SSL ライブラリーで不明のエラーが発生しました。
    • 解決方法: 問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0118E: 初期化エラー。暗号エラーのためにオープンできませんでした。;
    • 理由: SSL ライブラリーで不明のエラーが発生しました。
    • 解決方法: 問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0119E: 初期化エラー。鍵ファイルの読み取り中の入出力エラーです。
    • 理由: サーバーが鍵のデータベースを読み取ることができませんでした。
    • 解決方法: ファイル・アクセスのアクセス権を調べて、その Web サーバー・ユーザー ID がアクセスを許可されていることを確認してください。
  • メッセージ: SSL0120E: 初期化エラー。Keyfile の内部形式が無効です。
    • 理由: 鍵ファイルの形式が無効です。
    • 解決方法: 鍵ファイルを再作成します。
  • メッセージ: SSL0121E: 初期化エラー。Keyfile に同じ鍵を持つ 2 つの項目があります。 重複した鍵は IKEYMAN を使用して除去してください。;
    • 理由: 2 つの同じ鍵が鍵ファイルに存在しています。
    • 解決方法: IKEYMAN を使用して、重複した鍵を除去してください。
  • メッセージ: SSL0122E: 初期化エラー。Keyfile に同じラベルを持つ 2 つの項目があります。 重複したラベルは IKEYMAN を使用して除去してください。;
    • 理由: 同じラベルの 2 つ目の証明書が鍵のデータベース・ファイルに入れられました。
    • 解決方法: IKEYMAN を使用して、重複したラベルを除去してください。
  • メッセージ: SSL0123E: 初期化エラー。keyfile が破壊されているか、パスワードが正しくないかのいずれかです。
    • 理由: 鍵ファイル・パスワードが整合性のチェックに使用され、そのテストに失敗しました。 鍵のデータベース・ファイルが破壊されているか、パスワードが正しくないかのいずれかです。
    • 解決方法: IKEYMAN を使用して鍵のデータベースのファイルのパスワードを再度隠しておいてください。それが失敗したら、鍵のデータベースを再作成します。
  • メッセージ: SSL0124E: 初期化エラー。鍵ファイルのデフォルト鍵に有効期限切れの証明書が入っています。 有効期限が切れた証明書は IKEYMAN を使用して除去してください。有効期限が切れた証明書は IKEYMAN を使用して除去してください。;
    • 理由: 証明書の有効期限が切れました。
    • 解決方法: IKEYMAN を使用して別のデフォルト証明書を選択してください。
  • メッセージ: SSL0125E: 初期化エラー。GSKdynamic リンク・ライブラリーの 1 つをロード中にエラーがありました。
    • 理由: SSL 環境のオープンの結果、GSKdynamic リンク・ライブラリーの 1 つがロードできなかったためにエラーになりました。
    • 解決方法: サポートに連絡をとり、GSKit が正しくインストールされていることを確認してください。
  • メッセージ: SSL0126E: 初期化エラー。日付が無効です。
    • 理由: システム日付が無効な日付に設定されています。
    • 解決方法: システム日付を有効な日付に変更してください。
  • メッセージ: SSL0127E: 初期化エラー。暗号が指定されていません。
    • 理由: SSLV2 と SSLV3 が使用不可になっています。
    • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0128E: 初期化エラー。証明書がありません。
    • 理由: クライアントが証明書を送信しませんでした。
    • 解決方法: クライアント証明書が必須でない場合は、クライアント認証をオプションに設定します。 クライアントに連絡し、証明書を送信しない理由を判別してください。
  • メッセージ: SSL0129E: 初期化エラー。受信した証明書が正しい形式になっていません。
    • 理由: クライアントが有効な証明書を指定しませんでした。
    • 解決方法: クライアントの問題
  • メッセージ: SSL0130E: 初期化エラー。証明書のタイプがサポートされていません。
    • 理由: クライアントから受信した証明書は、このバージョンの IBM HTTP Server の SSL ではサポートされていません。
    • 解決方法: クライアントは別の証明書のタイプを使用する必要があります。
  • メッセージ: SSL0131I: 初期化エラー。ハンドシェーク中の入出力エラーです。
    • 理由: クライアントとサーバー間の通信が失敗しました。これは、ハンドシェークが完了する前にクライアントが接続を閉じた場合のコモン・エラーです。
    • 解決方法: クライアントから通信を再試行してください。
  • メッセージ: SSL0132E: 初期化エラー。鍵長がエクスポートには無効です。
    • 理由: 制限された暗号環境では、鍵長がサポートするには長すぎます。
    • 解決方法: 短い鍵の証明書を選択してください。
  • メッセージ: SSL0133W: 初期化エラー。正しくない形式の SSL メッセージが受信されました。
  • メッセージ: SSL0134W: 初期化エラー。MAC を検査できませんでした。;
    • 理由: クライアントとサーバー間の通信が失敗しました。
    • 解決方法: クライアントから通信を再試行してください。
  • メッセージ: SSL0135W: 初期化エラー。SSL プロトコルまたは証明書タイプがサポートされていません。;
    • 理由: クライアントが、IHS でサポートしていないプロトコルまたは証明書を使おうとしているため、クライアントとサーバーの間の通信に失敗しました。
    • 解決方法: SSL バージョン 2 または 3、あるいは TLS 1 プロトコルを使用してクライアントからの通信を再試行してください。 別の証明書を使用してください。
  • メッセージ: SSL0136W: 初期化エラー。証明書の署名が無効です。;
  • メッセージ: SSL0137W: 初期化エラー。クライアントが無効な証明書を送信しました。
    • 理由: クライアントが有効な証明書を指定しませんでした。
    • 解決方法: クライアントの問題
  • メッセージ: SSL0138W: 初期化エラー。対等機能が無効です。;
  • メッセージ: SSL0139W: 初期化エラー。許可が拒否されました。;
  • メッセージ: SSL0140W: 初期化エラー。自己署名付き証明書が無効です。;
  • メッセージ: SSL0141E: 初期化エラー。内部エラー - 読み取りが失敗しました。
    • 理由: 読み取りが失敗しました。
    • 解決方法: なし。このエラーをサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0142E: 初期化エラー。内部エラー - 書き込みが失敗しました。
    • 理由: 書き込みが失敗しました。
    • 解決方法: なし。このエラーをサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0143I: 初期化エラー。ソケットがクローズされています。
    • 理由: プロトコルの完了前にクライアントがソケットをクローズしました。
    • 解決方法: クライアントとサーバー間の接続を再試行してください。
  • メッセージ: SSL0144E: 初期化エラー。SSLV2 暗号仕様が無効です。
    • 理由: ハンドシェークに渡された SSL バージョン 2 暗号仕様が無効です。
    • 解決方法: 指定されているバージョン 2 暗号仕様を変更してください。
  • メッセージ: SSL0145E: 初期化エラー。SSLV3 暗号仕様が無効です。
    • 理由: ハンドシェークに渡された SSL バージョン 3 暗号仕様が無効です。
    • 解決方法: 指定されているバージョン 3 暗号仕様を変更してください。
  • メッセージ: SSL0146E: 初期化エラー。セキュリティー・タイプが無効です。
    • 理由: SSL ライブラリーで内部エラーがありました。
    • 解決方法: クライアントから通信を再試行してください。引き続きエラーが起こる場合は、サービスに問題を報告してください。
  • メッセージ: SSL0147E: 初期化エラー。セキュリティー・タイプの組み合わせが無効です。
    • 理由: SSL ライブラリーで内部エラーがありました。
    • 解決方法: クライアントから通信を再試行してください。引き続きエラーが起こる場合は、サービスに問題を報告してください。
  • メッセージ: SSL0148E: 初期化エラー。内部エラー - SSL ハンドルの作成が失敗しました。
    • 理由: セキュリティー・ライブラリーで内部エラーがありました。
    • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0149E: 初期化エラー。内部エラー - GSK の初期化に失敗しました。
    • 理由: セキュリティー・ライブラリーのエラーが原因で SSL の初期化が失敗しました。
    • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0150E: 初期化エラー。LDAP サーバーが使用できません。
    • 理由: 証明書の妥当性検査時に指定の LDAP ディレクトリーにアクセスできません。
    • 解決方法: SSLCRLHostname および SSLCRLPort ディレクティブが正しいかチェックしてください。LDAP サーバーが使用可能であることを確認してください。
  • メッセージ: SSL0151E: 初期化エラー。指定された鍵に秘密鍵が入っていませんでした。
    • 理由: 鍵に秘密鍵が入っていません。
    • 解決方法: 新規の鍵を作成してください。これがインポートされた鍵であった場合は、エクスポート実行時に秘密鍵を組み込んでください。
  • メッセージ: SSL0152E: 初期化エラー。指定された PKCS#11 共用ライブラリーをロードしようとして失敗しました。
    • 理由: PKCS#11 共用ライブラリー/モジュールのロード中にエラーが発生しました。
    • 解決方法: SSLPKCSDriver ディレクティブに指定された PKCS#11 共用ライブラリー/モジュールが有効なことを検証してください。
  • メッセージ: SSL0153E: 初期化エラー。PKCS#11 ドライバーは呼び出し元により指定されたトークンを検出できませんでした。;
    • 理由: 指定されたトークンが PKCS#11 装置で検出されませんでした。
    • 解決方法: SSLServerCert ディレクティブで指定されたトークン・ラベルが、お使いの装置で有効であることを確認してください。
  • メッセージ: SSL0154E: 初期化エラー。そのスロットに合った PKCS#11 トークンが存在しません。
    • 理由: PKCS#11 装置が正しく初期化されませんでした。
    • 解決方法: PKCS#11 トークンに有効なスロットを指定するか、または装置を初期化してください。
  • メッセージ: SSL0155E: 初期化エラー。PKCS#11 トークンにアクセスするためのパスワード/ピンが無効です。;
    • 理由: PKCS#11 トークンに指定されたユーザー・パスワード/ピンが存在しないか、あるいは無効です。
    • 解決方法: 正しいパスワードが、SSLStash ユーティリティーを使用して隠しておいてあること、および SSLStashfile ディレクティブが正しいことをチェックしてください。
  • メッセージ: SSL0156E: 初期化エラー。受信された SSL ヘッダーが正しい SSLV2 形式のヘッダーではありません。 ;
    • 理由: ハンドシェークの間に受信されたデータが、SSLV2 プロトコルに準拠していません。
    • 解決方法: クライアントとサーバー間の接続を再試行してください。クライアントが HTTPS を使用していることを検証してください。
  • メッセージ: SSL0157E: 初期化エラー。関数呼び出し <function> に無効な ID が含まれています。
    • 理由: 無効な関数 ID が指定された関数に渡されました
    • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0158E: 初期化エラー。内部エラー - <function> の属性の長さが負になっています。
    • 理由: 関数に渡された値が負になっており、これは無効です。
    • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0159E: 列挙型の値が <function> に指定された列挙型タイプには無効です。
    • 理由: 関数呼び出しに、無効な関数 ID が含まれています。
    • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0160E: 初期化エラー。SID キャッシュが無効です: <function>。
    • 理由: 関数呼び出しに含まれている SID キャッシュ・ルーチンを置き換えるためのパラメーター・リストが無効です。
    • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0161E: 初期化エラー。属性に無効な数値: <function> が含まれています。
    • 理由: 関数呼び出しに、設定された属性に無効な値が含まれています。
    • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0162W: GSK に対する LD_LIBRARY_PATH の設定が失敗しました。(SOLARIS2)
  • メッセージ: SSL0162W: GSK に対する LD_LIBRARY の設定が失敗しました。(LINUX)
  • メッセージ: SSL0162W: GSK に対する LIBPATH の設定が失敗しました。(AIX)
  • メッセージ: SSL0162W: GSK に対する SHLIB_PATH の設定が失敗しました。(HPUX11)
    • 理由: メモリーの割り振りが失敗しました。
    • 解決方法: プロセスのメモリーが低いので、再始動してください。
  • メッセージ: SSL0163W: GSK に対する LD_LIBRARY_PATH の設定が失敗しました。/usr/lib を追加できませんでした。(SOLARIS2)
  • メッセージ: SSL0163W: GSK に対する LD_LIBRARY の設定が失敗しました。/usr/lib を追加できませんでした。(LINUX)
  • メッセージ: SSL0163W: GSK に対する LIBPATH の設定が失敗しました。/usr/opt/ibm/gskkm/lib を追加できませんでした。(AIX)
  • メッセージ: SSL0163W: GSK に対する SHLIB_PATH の設定が失敗しました。/usr/lib を追加できませんでした。(HPUX11)
    • 理由: メモリーの割り振りが失敗しました。
    • 解決方法: プロセスのメモリーが低いので、再始動してください。
  • メッセージ: SSL0164W: レジストリーにアクセス中のエラーです。<function> が <code> を戻しました。.
    • 理由: メモリーの割り振りが失敗しました。
    • 解決方法: プロセスのメモリーが低いので、再始動してください。
  • メッセージ: SSL0165W: ストレージ割り振りに失敗しました。
    • 理由: メモリーの割り振りが失敗しました。
    • 解決方法: プロセスのメモリーが低いので、再始動してください。
  • メッセージ: SSL0166E: GSK ライブラリーをロードしようとして失敗しました。
    • 理由: GSK ツールキットがインストールされていないか、アクセス権の問題か、または、ファイルが存在しません。
    • 解決方法: GSK ツールキットをインストールし、ライブラリーに対するアクセス権を確認してください。
  • メッセージ: SSL0167E: GSK 関数アドレスが定義されていません。
    • 理由: 誤った GSK のバージョンがインストールされています。
    • 解決方法: 正しいバージョンの GSK をインストールしてください。
  • メッセージ: SSL0168E: 構成エラーのために、サーバー %s、ポート %u の SSL 初期化に失敗しました。
  • メッセージ: SSL0169E: 次の鍵ファイルが存在しません: <key file>。
    • 理由: 鍵ファイルのディレクティブに指定された名前のファイルが存在しません。
    • 解決方法: 鍵ファイル・ディレクティブをチェックしてください。完全修飾パスとファイル名を使用してください。パス、あるいは ファイル名にブランクがある場合、ディレクティブを引用符で囲んでください。
  • メッセージ: SSL0170E: GSK の初期化ができませんでした。鍵ファイルが指定されていません。
    • 理由: この仮想ホスト用にリストされた鍵のデータベース・ファイルがありません。
    • 解決方法: Keyfile ディレクティブを使用して、SSL 用に使う鍵のデータベース・ファイルを構成します。
  • メッセージ: SSL0171E: IBM HTTP Server が HP-UX 上の CRL をサポートしていないので、CRL を HP-UX 上の SSLClientAuth ディレクティブ用のオプションとして指定することができません。
    • 理由: クライアント証明書の取り消しの検査は、HP ではサポートされていません。
    • 解決方法: SSLClientAuth ディレクティブから CRL オプションを除去してください。
  • メッセージ: SSL0172E: CRL がオンになっている場合には、SSLCRLHostname ディレクティブ用の LDAP ホスト名を指定する必要があります。
    • 理由: 証明書取り消しリスト (CRL) の検査が SSLClientAuth ディレクティブの 'CRL' オプションで使用可能にされましたが、 CRL を含む LDAP サーバーが指定されていませんでした。
    • 解決方法: SSLCRLHostname ディレクティブを使用して LDAP サーバー・アドレスを指定してください。
  • メッセージ: SSL0173E: GSK ライブラリーから、サポートされている暗号仕様を入手することに失敗しました。
    • 理由: 内部エラーが発生しました。
    • 解決方法: この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0174I: Stash ファイル <file name> に CRL パスワードが見つかりませんでした。
    • 理由: 証明書取り消しリストの検査が使用可能になっていて、これには LDAP サーバーへのアクセスが必要ですが、Web サーバーを LDAP サーバーに許可するために使用するパスワードが SSL Stash ファイルにありません。
    • 解決方法: 無名のバインドを使用して LDAP にアクセスする場合、このメッセージは無視することができます。 許可が必要なアクセスの場合には、SSLStash ユーティリティーを使用してパスワードをファイルに隠しておく必要があります。
  • メッセージ: SSL0174I: Stash ファイル、<file name> に CRYPTO パスワードが見つかりませんでした。
    • 理由: SSL は、PKCS 11 タイプの暗号カードを使用するように構成されていますが、暗号カード・トークンにアクセスするために 使用するパスワードが SSL Stash ファイルにありません。
    • 解決方法: SSLStash ユーティリティーを使用してパスワードをファイルに隠しておいてください。
  • メッセージ: SSL0175E: 次の Stash ファイルの fopen が失敗しました: %s
    • 理由: 内部エラーが発生しました。
    • 解決方法: この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0176E: 次の Stash ファイルの fread が失敗しました: %s
    • 理由: 内部エラーが発生しました。
    • 解決方法: この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0177E: stash_recover <file>、\<function>\、pw_buf、NULL > に失敗しました。次のバージョンが無効です: <version>。
    • 理由: SSL Stash ファイルが、SSLStash ユーティリティーの非互換レベルで作成されました。
    • 解決方法: このバージョンの IBM HTTP Server に組み込まれている SSLStash ユーティリティーを使用して新規 Stash ファイルを作成してください。
  • メッセージ: SSL0178E: stash_recover <file>,\<function>\", pw_buf, NULL > が無効な関数で失敗しました。
    • 理由: 内部エラーが発生しました。
    • 解決方法: この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0179E: stash_recover() からの不明な戻りコードです。 %d
    • 理由: 内部エラーが発生しました。
    • 解決方法: この問題をサービスに報告してください。
  • メッセージ: SSL0180S: セッション ID キャッシュを始動できません: %s\n
  • メッセージ: SSL0181S: セッション ID キャッシュの始動を fork できません。\n

    ハンドシェークのメッセージ

    以下のメッセージは、ハンドシェークの障害が原因で表示されます。

    • メッセージ: SSL0200E: ハンドシェークが失敗しました、<code>。
      • 理由: SSL ライブラリーが不明なエラーを返したので、ハンドシェークに失敗しました。
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0201E: ハンドシェークが失敗しました。内部エラー - ハンドルが不良です。
      • 理由: 内部エラーが発生しました。
      • 解決方法: この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0202E: ハンドシェークが失敗しました。GSK ライブラリーがアンロードされています。
      • 理由: ダイナミック・リンク・ライブラリーがアンロードされているために、GSKit 機能の呼び出しに失敗しました (Windows の場合のみ)。
      • 解決方法: サーバーをシャットダウンしてから、再始動してください。
    • メッセージ: SSL0203E: ハンドシェークが失敗しました。GSK 内部エラー。
      • 理由: GSKit ライブラリーのエラーのため、クライアントとサーバーの間の通信が失敗しました。
      • 解決方法: クライアントから接続を再試行してください。 引き続きエラーが起こる場合は、サービスに問題を報告してください。
    • メッセージ: SSL0204E: ハンドシェークが失敗しました。内部メモリーの割り振りが失敗しました。
      • 理由: サーバーが操作の完了に必要なメモリーを割り振ることができませんでした。
      • 解決方法: メモリーを解放するようなアクションを取ってください。実行中のスレッドまたはプロセスの数を削減するか、「仮想」メモリーを増やすことを試してみてください。
    • メッセージ: SSL0205E: ハンドシェークが失敗しました。GSK ハンドルが操作には無効な状態にあります。
      • 理由: 接続の SSL 状態が無効です。
      • 解決方法: クライアントから接続を再試行してください。 引き続きエラーが起こる場合は、サービスに問題を報告してください。
    • メッセージ: SSL0206E: ハンドシェークが失敗しました。鍵ファイル・ラベルが見つかりませんでした。
      • 理由: 指定された証明書または鍵ラベルが無効です。
      • 解決方法: SSLServerCert ディレクティブで指定された証明書名が正しいこと、または、 SSLServerCert ディレクティブがコーディングされていない場合は、デフォルトの証明書が鍵のデータベースに存在することを確認してください。
    • メッセージ: SSL0207E: ハンドシェークが失敗しました。証明書が使用可能ではありません。
      • 理由: クライアントが証明書を送信しませんでした。
      • 解決方法: クライアント証明書が必須でない場合は、クライアント認証をオプションに設定します。 クライアントに連絡し、受け入れ可能な証明書を送信しない理由を判別してください。
    • メッセージ: SSL0208E: ハンドシェークが失敗しました。証明書妥当性検査エラーです。
      • 理由: 受信した証明書が、妥当性検査の 1 つで失敗しました。
      • 解決方法: 別の証明書を使用してください。サービスに連絡をとり、証明書が妥当性検査に失敗した原因を判別してください。
    • メッセージ: SSL0209E: ハンドシェークが失敗しました。暗号の処理中のエラーです。
      • 理由: 暗号化のエラーが発生しました。
      • 解決方法: なし。問題が継続する場合は、サービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0210E: ハンドシェークが失敗しました。証明書の ASN フィールドの妥当性検査中のエラーです。
      • 理由: サーバーが証明書のASN フィールドの 1 つについて妥当性検査ができませんでした。
      • 解決方法: 別の証明書を使用してください。
    • メッセージ: SSL0211E: ハンドシェークが失敗しました。LDAP サーバーへの接続中のエラーです。
      • 理由: Web サーバーが、CRL LDAP サーバーとの接続に失敗しました。
      • 解決方法: SSLCRLHostname および SSLCRLPort ディレクティブに入力された値が正しいことを確認してください。 CRL LDAP サーバーのアクセスに認証が必要な場合は、SSLCRLUserID ディレクティブがコーディングされていて、パスワードが SSLStashfile ディレクティブによって 指されている Stash ファイルに追加されています。
    • メッセージ: SSL0212E: ハンドシェークが失敗しました。不明の内部エラーです。問題をサービスに報告してください。
      • 理由: SSL ライブラリーで不明のエラーが発生しました。
      • 解決方法: 問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0213E: ハンドシェークが失敗しました。暗号エラーのためにオープンに失敗しました。
      • 理由: SSL ライブラリーで不明のエラーが発生しました。
      • 解決方法: 問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0214E: ハンドシェークが失敗しました。keyfile の読み取り中の入出力エラーです。
      • 理由: サーバーが鍵のデータベースを読み取ることができませんでした。
      • 解決方法: ファイル・アクセスのアクセス権を調べて、その Web サーバー・ユーザー ID がアクセスを許可されていることを確認してください。
    • メッセージ: SSL0215E: ハンドシェークが失敗しました。鍵ファイルの内部形式が無効です。鍵ファイルを再作成します。
      • 理由: 鍵ファイルの形式が無効です。
      • 解決方法: 鍵ファイルを再作成します。
    • メッセージ: SSL0216E: ハンドシェークが失敗しました。鍵ファイルに同じ鍵を持つ 2 つの項目があります。重複した鍵は IKEYMAN を使用して除去してください。;
      • 理由: 2 つの同じ鍵が鍵ファイルに存在しています。
      • 解決方法: IKEYMAN を使用して、重複した鍵を除去してください。
    • メッセージ: SSL0217E: ハンドシェークが失敗しました。鍵ファイルに同じラベルを持つ 2 つの項目があります。重複したラベルは IKEYMAN を使用して除去してください。;
      • 理由: 同じラベルの 2 つ目の証明書が鍵のデータベース・ファイルに入れられました。
      • 解決方法: IKEYMAN を使用して、重複したラベルを除去してください。
    • メッセージ: SSL0218E: ハンドシェークが失敗しました。鍵ファイルが破壊されているか、パスワードが正しくないかのいずれかです。
      • 理由: 鍵ファイル・パスワードが整合性のチェックに使用され、そのテストに失敗しました。 鍵のデータベース・ファイルが破壊されているか、パスワードが正しくないかのいずれかです。
      • 解決方法: IKEYMAN を使用して鍵のデータベースのファイルのパスワードを再度隠しておいてください。それが失敗したら、鍵のデータベースを再作成します。
    • メッセージ: SSL0219E: ハンドシェークが失敗しました。鍵ファイルのデフォルト鍵に有効期限切れの証明書が入っています。有効期限が切れた証明書は IKEYMAN を使用して除去してください。
      • 理由: 鍵ファイルに有効期限切れの証明書があります。
      • 解決方法: IKEYMAN を使用して、有効期限切れの証明書を除去してください。
    • メッセージ: SSL0220E: ハンドシェークが失敗しました。GSKdynamic リンク・ライブラリーの 1 つのロード中にエラーがありました。GSK が正しくインストールされていることを確認してください。
      • 理由: SSL 環境のオープンの結果、GSKdynamic リンク・ライブラリーの 1 つがロードできなかったためにエラーになりました。
      • 解決方法: サポートに連絡をとり、GSKit が正しくインストールされていることを確認してください。
    • メッセージ: SSL0221E: ハンドシェークが失敗しました。日付が無効です。
      • 理由: システム日付が無効な日付に設定されています。
      • 解決方法: システム日付を有効な日付に変更してください。
    • メッセージ: SSL0222W: ハンドシェークが失敗しました。暗号が指定されていません。
      • 理由: SSLV2 と SSLV3 が使用不可になっています。
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0223E: ハンドシェークが失敗しました。証明書がありません。;
      • 理由: クライアントが証明書を送信しませんでした。
      • 解決方法: クライアント証明書が必須でない場合は、クライアント認証をオプションに設定します。 クライアントに連絡し、証明書を送信しない理由を判別してください。
    • メッセージ: SSL0224E: ハンドシェークが失敗しました。証明書が無効または不適切な形式です。;
      • 理由: クライアントが有効な証明書を指定しませんでした。
      • 解決方法: クライアントの問題
    • メッセージ: SSL0225E: ハンドシェークが失敗しました。証明書のタイプがサポートされていません。
      • 理由: クライアントから受信した証明書は、このバージョンの IBM HTTP Server の SSL ではサポートされていません。
      • 解決方法: クライアントは別の証明書のタイプを使用する必要があります。
    • メッセージ: SSL0226I: ハンドシェークが失敗しました。ハンドシェーク中の入出力エラーです。
      • 理由: クライアントとサーバー間の通信が失敗しました。これは、ハンドシェークが完了する前にクライアントが接続を閉じた場合のコモン・エラーです。
      • 解決方法: クライアントから通信を再試行してください。
    • メッセージ: SSL0227E: ハンドシェークが失敗しました。指定されたラベルが鍵ファイルに見つかりませんでした。
      • 理由: 指定された鍵ラベルが keyfile に存在していません。
      • 解決方法: 'SSLServerCert" ディレクティブがコーディングされている場合はそれが正しいことを確認し、また、ラベルが鍵のデータベースの鍵に有効であることを確認してください。
    • メッセージ: SSL0228E: ハンドシェークが失敗しました。keyfile 用のパスワードが無効です。;
    • メッセージ: SSL0229E: ハンドシェークが失敗しました。鍵長がエクスポートには無効です。
      • 理由: 制限された暗号環境では、鍵長がサポートするには長すぎます。
      • 解決方法: 短い鍵の証明書を選択してください。
    • メッセージ: SSL0230I: ハンドシェークが失敗しました。正しくない形式の SSL メッセージが受信されました。;
    • メッセージ: SSL0231W: ハンドシェークが失敗しました。MAC を検査できませんでした。
      • 理由: クライアントとサーバー間の通信が失敗しました。
      • 解決方法: クライアントから通信を再試行してください。
    • メッセージ: SSL0232W: ハンドシェークが失敗しました。SSL プロトコルまたは証明書タイプがサポートされていません。;
      • 理由: クライアントが、IHS でサポートしていないプロトコルまたは証明書を使おうとしているため、クライアントとサーバーの間の通信に失敗しました。
      • 解決方法: SSL バージョン 2 または 3、あるいは TLS 1 プロトコルを使用してクライアントからの通信を再試行してください。 別の証明書を使用してください。
    • メッセージ: SSL0233W: ハンドシェークが失敗しました。証明書の署名が無効です。;
    • メッセージ: SSL0234W: ハンドシェークが失敗しました。クライアントが無効な証明書を送信しました。
      • 理由: クライアントが有効な証明書を指定しませんでした。
      • 解決方法: クライアントの問題
    • メッセージ: SSL0235W: ハンドシェークが失敗しました。対等機能が無効です。;
    • メッセージ: SSL0236W: ハンドシェークが失敗しました。許可が拒否されました。;
    • メッセージ: SSL0237W: ハンドシェークが失敗しました。自己署名付き証明書が無効です。;
    • メッセージ: SSL0238E: ハンドシェークが失敗しました。内部エラー - 読み取りが失敗しました。
      • 理由: 読み取りが失敗しました。
      • 解決方法: なし。このエラーをサポートに報告してください。
    • メッセージ: SSL0239E: ハンドシェークが失敗しました。内部エラー - 書き込みが失敗しました。
      • 理由: 書き込みが失敗しました。
      • 解決方法: なし。このエラーをサポートに報告してください。
    • メッセージ: SSL0240I: ハンドシェークが失敗しました。ソケットがクローズされています。
      • 理由: プロトコルの完了前にクライアントがソケットをクローズしました。
      • 解決方法: クライアントとサーバー間の接続を再試行してください。
    • メッセージ: SSL0241E: ハンドシェークが失敗しました。SSLV2 暗号仕様が無効です。
      • 理由: ハンドシェークに渡された SSL バージョン 2 暗号仕様が無効です。
      • 解決方法: 指定されているバージョン 2 暗号仕様を変更してください。
    • メッセージ: SSL0242E: ハンドシェークが失敗しました。SSLV3 暗号仕様が無効です。
      • 理由: ハンドシェークに渡された SSL バージョン 3 暗号仕様が無効です。
      • 解決方法: 指定されているバージョン 3 暗号仕様を変更してください。
    • メッセージ: SSL0243E: ハンドシェークが失敗しました。セキュリティー・タイプが無効です。
      • 理由: SSL ライブラリーで内部エラーがありました。
      • 解決方法: クライアントから通信を再試行してください。引き続きエラーが起こる場合は、サービスに問題を報告してください。
    • メッセージ: SSL0244E: ハンドシェークが失敗しました。セキュリティー・タイプの組み合わせが無効です。
      • 理由: SSL ライブラリーで内部エラーがありました。
      • 解決方法: クライアントから通信を再試行してください。引き続きエラーが起こる場合は、サービスに問題を報告してください。
    • メッセージ: SSL0245E: ハンドシェークが失敗しました。内部エラー - SSL ハンドルの作成が失敗しました。
      • 理由: セキュリティー・ライブラリーで内部エラーがありました。
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0246E: ハンドシェークが失敗しました。内部エラー - GSK の初期化に失敗しました。
      • 理由: セキュリティー・ライブラリーのエラーが原因で SSL の初期化が失敗しました。
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0247E: ハンドシェークが失敗しました。LDAP サーバーが使用できません。
      • 理由: 証明書の妥当性検査時に指定の LDAP ディレクトリーにアクセスできません。
      • 解決方法: SSLCRLHostname および SSLCRLPort ディレクティブが正しいかチェックしてください。LDAP サーバーが使用可能であることを確認してください。
    • メッセージ: SSL0248E: ハンドシェークが失敗しました。指定された鍵に秘密鍵が入っていませんでした。
      • 理由: 鍵に秘密鍵が入っていません。
      • 解決方法: 新規の鍵を作成してください。これがインポートされた鍵であった場合は、エクスポート実行時に秘密鍵を組み込んでください。
    • メッセージ: SSL0249E: ハンドシェークが失敗しました。指定された PKCS#11 共用ライブラリーをロードしようとして失敗しました。;
      • 理由: PKCS#11 共用ライブラリー/モジュールのロード中にエラーが発生しました。
      • 解決方法: SSLPKCSDriver ディレクティブに指定された PKCS#11 共用ライブラリー/モジュールが有効なことを検証してください。
    • メッセージ: SSL0250E: ハンドシェークが失敗しました。PKCS#11 ドライバーは呼び出し元により指定されたトークン・ラベルを検出できませんでした。
      • 理由: 指定されたトークンが PKCS#11 装置で検出されませんでした。
      • 解決方法: SSLServerCert ディレクティブで指定されたトークン・ラベルが、お使いの装置で有効であることを確認してください。
    • メッセージ: SSL0251E: ハンドシェークが失敗しました。スロットに合った PKCS#11 トークンが存在していません。
      • 理由: PKCS#11 装置が正しく初期化されませんでした。
      • 解決方法: PKCS#11 トークンに有効なスロットを指定するか、または装置を初期化してください。
    • メッセージ: SSL0252E: ハンドシェークが失敗しました。PKCS#11 トークンにアクセスするためのパスワード/ピンが存在しないか、無効です。
      • 理由: PKCS#11 トークンに指定されたユーザー・パスワード/ピンが存在しないか、あるいは無効です。
      • 解決方法: 正しいパスワードが、SSLStash ユーティリティーを使用して隠しておいてあること、および SSLStashfile ディレクティブが正しいことをチェックしてください。
    • メッセージ: SSL0253E: ハンドシェークが失敗しました。受信された SSL ヘッダーが正しい SSLV2 形式のヘッダーではありません。
      • 理由: ハンドシェークの間に受信されたデータが、SSLV2 プロトコルに準拠していません。
      • 解決方法: クライアントとサーバー間の接続を再試行してください。クライアントが HTTPS を使用していることを検証してください。
    • メッセージ: SSL0254E: 内部エラー - 入出力が失敗しました。バッファー・サイズが無効です。
      • 理由: 入出力関数の呼び出し側のバッファー・サイズがゼロまたは負の数です。
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0255E: ハンドシェークが失敗しました。オペレーションがブロックします。
      • 理由: ソケットが非ブロッキング・モードになっているため、入出力で失敗しました。
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0256E: 内部エラー - reset_cipher には SSLV3 が必要であり、接続は SSLV2 を使用しています。
      • 理由: reset_cipher 関数が SSLV2 接続で試行されました。
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0257E: 内部エラー - gsk_secure_soc_misc 関数呼び出しに無効な ID が指定されました。
      • 理由: gsk_secure_soc_misc 関数に無効な値が渡されました。
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0258E: ハンドシェークが失敗しました。関数呼び出し <function> に無効な ID が含まれています。
      • 理由: 無効な関数 ID が指定された関数に渡されました
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0259E: ハンドシェークが失敗しました。内部エラー - <function> の属性の長さが負になっています。
      • 理由: 関数に渡された値が負になっており、これは無効です。
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0260E: ハンドシェークが失敗しました。列挙型の値が以下に指定された列挙型タイプには無効です: %s", va_arg(args, char *)
      • 理由: 関数呼び出しに、無効な関数 ID が含まれています。
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0261E: ハンドシェークが失敗しました。 以下 SID キャッシュが無効です: <function>.
      • 理由: 関数呼び出しに含まれている SID キャッシュ・ルーチンを置き換えるためのパラメーター・リストが無効です。
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0262E: ハンドシェークが失敗しました。属性に無効な数値: <function> が含まれています。
      • 理由: 関数呼び出しに、設定された属性に無効な値が含まれています。
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0263W: SSL が初期化されていないときに SSL の接続が試みられました。
      • 理由: SSL を使用可能にした仮想ホスト上で接続を受信しましたが、SSL の初期化中にエラーがあったため、完了できませんでした。
      • 解決策: 始動時のエラー・メッセージをチェックして、問題を修正してください。
    • メッセージ: SSL0264E: ラベル %s" sslConf->sslCertificateLabel の Cert データの取得に失敗しました。
      • 理由: GSKit エラーによって、サーバー証明書情報が検索されませんでした。
      • 解決方法: さらに情報のある、直前のエラー・メッセージをチェックしてください。
    • メッセージ: SSL0265W: クライアントが証明書を提供しませんでした。
      • 理由: 接続したクライアントがクライアント証明書を送っておらず、サーバーが証明書を要求しています。
      • 解決方法: サーバー側にはありません。

    構成のメッセージ

    以下のメッセージは、構成の問題によって表示されます。

    • メッセージ: SSL0300E: 端末ノードを割り振りことができません。
    • メッセージ: SSL0301E: ノードにストリング値を割り振ることができません。
    • メッセージ: SSL0302E: 非端末ノードに割り振ることができません。
    • メッセージ: SSL0303E: SSLClientAuthGroup ディレクティブの構文エラー
    • メッセージ: SSL0304E: SSLClientAuthRequire ディレクティブの構文エラー
    • メッセージ: SSL0305E: SSLClientAuthGroup ディレクティブの構文エラー
    • メッセージ: SSL0306E: SSLClientAuthRequire ディレクティブの構文エラー
    • メッセージ: SSL0307E: NOT または ! の前に無効なトークンがあります。
    • メッセージ: SSL0308E: SSLClientAuthRequire にグループの指定がありますが、実際のグループが指定されていません。
    • メッセージ: SSL0309E: グループ %s が SSLClientAuthRequire に指定されますが、定義されていません。
    • メッセージ: SSL0310I: SSL バージョン %s が無効なため、オブジェクトへのアクセスが拒否されました。予期されるのは %s です。
    • メッセージ: SSL0311E: checkBanCipher で暗号を取得できません。
    • メッセージ: SSL0312I: 暗号 2%s が 禁止リストにあり、クライアントのオブジェクトへのアクセスは許可されていません。
    • メッセージ: SSL0313E: checkCipherBan で抜け落ちてデフォルトのリターンになりました。
    • メッセージ: SSL0314E: checkRequireCipher で暗号が NULL です。
    • メッセージ: SSL0315E: 使用された暗号 2%s が、このオブジェクトのアクセスに必要な暗号のリストにありません。
    • メッセージ: SSL0316E: checkCipherRequire で抜け落ちてデフォルトのリターンになりました。
    • メッセージ: SSL0317E: 偽の基本認証ユーザー名に対してメモリーを割り振ることができません。
    • メッセージ: SSL0318E: 指定された暗号仕様は限度を超えています。合計で 64 しか許可されていません。
      • 理由: SSLCipherSpec ディレクティブを使用して構成された暗号の数が、許可されている最大数の 64 を超えています。
      • 解決方法: 重複した SSLCipherSpec ディレクティブがないか調べてください。
    • メッセージ: SSL0319E: 暗号仕様 %s(2%c) はこの GSK ライブラリーによってサポートされていません。
      • 理由: その暗号は、インストールされている SSL ライブラリーでは無効のため使用できません。
      • 解決方法: 有効な暗号値が、SSLCipherSpec ディレクティブを使用して入力されたことを確認してください。
    • メッセージ: SSL0320I: バージョン 2|3 の暗号の使用: <cipher>
      • 理由: これは、この仮想ホストへの接続に使用される暗号をリストする通知メッセージです。
      • 解決方法: なし。
    • メッセージ: SSL0321E: 無効な暗号仕様です。<cipher>
      • 理由: 暗号は有効な暗号ではありません。
      • 解決方法: 有効な暗号仕様のリストについてのドキュメンテーションをチェックしてください。
    • メッセージ: SSL0322E: 暗号仕様 <cipher> が有効ではありません。
      • 理由: 暗号は有効な暗号ではありません。
      • 解決方法: 有効な暗号仕様のリストについてのドキュメンテーションをチェックしてください。
    • メッセージ: SSL0323E: 暗号仕様 <cipher> はすでに追加されています。
      • 理由: 重複したディレクティブが見つかりました。
      • 解決方法: ディレクティブのこのインスタンスを無視して、構成ファイルから削除してください。
    • メッセージ: SSL0324E: 暗号仕様用のストレージを割り振ることができません。
      • 理由: サーバーが操作の完了に必要なメモリーを割り振ることができませんでした。
      • 解決方法: メモリーを解放するようなアクションを取ってください。実行中のスレッドまたはプロセスの数を削減するか、「仮想」メモリーを増やすことを試してみてください。
    • メッセージ: SSL0325E: 暗号仕様 <cipher> はすでに、v2|v3 の 禁止|必須リストに追加されています。
      • 理由: SSLCipherBan ディレクティブに重複した暗号が指定されました。
      • 解決方法: ディレクティブのこのインスタンスを無視して、構成ファイルから削除してください。
    • メッセージ: SSL0326E: SSLCipherBan|SSLCipherRequire について無効な暗号仕様 <cipher> 設定されています。
      • 理由: 暗号は有効な暗号ではありません。
      • 解決方法: 有効な暗号仕様のリストについてのドキュメンテーションをチェックしてください。
    • メッセージ: SSL0327E: sslv2timeout|sslv3timeout の値が無効です。デフォルトの nn 秒を使用します。
      • 理由: 指定されたタイムアウト値が、有効範囲内にありません。
      • 解決方法: 値の適切な範囲についてドキュメンテーションでチェックしてください。
    • メッセージ: SSL0328W: SSLClientAuth の引き数が無効です: %s %s。CRL は、クライアント認証が行われない限り 作動状態になりません。
    • メッセージ: SSL0329W: SSLClientAuth の引き数が無効です: %s %s。2 番目の引き数を入力する場合、それは、CRL でなければなりません。 CRL は、クライアント認証が行われない限り、作動状態になりません。
    • メッセージ: SSL0330W: SSLClientAuth の引き数が無効です: %s %s。2 番目の値を入力する場合、それは、crl でなければなりません。
    • メッセージ: SSL0331W: SSLClientAuth の引き数が無効です: %s %s。最初の値は、0、1、2、なし、オプション、あるいは、必須でなければなりません。
    • メッセージ: SSL0332E: SSLClientAuthGroup に十分は引き数が指定されていません。
    • メッセージ: SSL0333E: %s 用の解析ツリーが作成されませんでした。
      • 理由: SSLClientAuthRequire ディレクティブの処理中にエラーが発生しました。
      • 解決方法: 他のエラー・メッセージをチェックしてください。構成ファイルにディレクティブ SSLClientAuthRequireTraceOn を追加して、 クライアント認証のトレースを使用可能にします。
    • メッセージ: SSL0334E: 関数 ap_make_table がラベル %s の処理に失敗しました。

    読み取りのメッセージ

    以下のメッセージは、読み取りの障害が原因で表示されます。

    • メッセージ: SSL0400I: 読み取りに失敗しました。RC は、<code> です。
      • 理由: サーバーは、ソケットを読み取ろうとして、エラーを受け取りました。
      • 解決方法: 一部のエラー (特に '406' エラー) は、通常の処理中に発生すると予測されます。無視して構いません。 サーバーにアクセスできなくて、これらのエラーを受け取った場合は、サービスにその問題を報告してください。
    • メッセージ: SSL0401E:無効なハンドル <handle> で読み取りに失敗しました。
      • 理由: 内部エラーが発生しました。
      • 解決方法: この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0402E: 読み取りに失敗しました。GSKit ライブラリーが使用できません。
      • 理由: ダイナミック・リンク・ライブラリーがアンロードされているために、GSKit 機能の呼び出しに失敗しました (Windows の場合のみ)。
      • 解決方法: サーバーをシャットダウンしてから、再始動してください。
    • メッセージ: SSL0403E: 読み取りに失敗しました。内部エラーです。
      • 理由: GSKit ライブラリーのエラーのため、クライアントとサーバーの間の通信が失敗しました。
      • 解決方法: クライアントから接続を再試行してください。 引き続きエラーが起こる場合は、サービスに問題を報告してください。
    • メッセージ: SSL0404E: 読み取りに失敗しました。ストレージが不十分です。
      • 理由: サーバーが操作の完了に必要なメモリーを割り振ることができませんでした。
      • 解決方法: メモリーを解放するようなアクションを取ってください。実行中のスレッドまたはプロセスの数を削減するか、「仮想」メモリーを増やすことを試してみてください。
    • メッセージ: SSL0405E: 読み取りに失敗しました。SSL ハンドル <handle> が無効な状態にあります。
      • 理由: 接続の SSL 状態が無効です。
      • 解決方法: クライアントから接続を再試行してください。 引き続きエラーが起こる場合は、サービスに問題を報告してください。
    • メッセージ: SSL0406E: 読み取りに失敗しました。暗号化エラーです。
      • 理由: 暗号化のエラーが発生しました。
      • 解決方法: なし。問題が継続する場合は、サービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0407I: 読み取りに失敗しました。証明書の ASN フィールドの妥当性検査中のエラーです。
      • 理由: サーバーが証明書のASN フィールドの 1 つについて妥当性検査ができませんでした。
      • 解決方法: 別の証明書を使用してください。
    • メッセージ: SSL0408E: バッファー・サイズが無効なため、読み取りに失敗しました。バッファーは、<address> で、サイズは <length> です。
      • 理由: 読み取り機能の呼び出し側のバッファー・サイズがゼロまたは負の数です。
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。

    書き込みのメッセージ

    以下のメッセージは、書き込みの障害が原因で表示されます。

    • メッセージ: SSL0500I: 書き込みに失敗しました。RC は <code> です。
      • 理由: サーバーは、ソケットを読み取ろうとして、エラーを受け取りました。
      • 解決方法: 一部のエラー (特に '406' エラー) は、通常の処理中に発生すると予測されます。無視して構いません。 サーバーにアクセスできなくて、これらのエラーを受け取った場合は、サービスにその問題を報告してください。
    • メッセージ: SSL0501E: 無効なハンドル <handle> で書き込みに失敗しました。
      • 理由: 内部エラーが発生しました。
      • 解決方法: この問題をサービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0502E: 書き込みに失敗しました。GSKit ライブラリーが使用できません。
      • 理由: ダイナミック・リンク・ライブラリーがアンロードされているために、GSKit 機能の呼び出しに失敗しました (Windows の場合のみ)。
      • 解決方法: サーバーをシャットダウンしてから、再始動してください。
    • メッセージ: SSL0503E: 書き込みに失敗しました。内部エラーです。
      • 理由: GSKit ライブラリーのエラーのため、クライアントとサーバーの間の通信が失敗しました。
      • 解決方法: クライアントから接続を再試行してください。 引き続きエラーが起こる場合は、サービスに問題を報告してください。
    • メッセージ: SSL0504E: 書き込みに失敗しました。ストレージが不十分です。
      • 理由: サーバーが操作の完了に必要なメモリーを割り振ることができませんでした。
      • 解決方法: メモリーを解放するようなアクションを取ってください。実行中のスレッド数を削減するか、仮想メモリーを増やしてみてください。
    • メッセージ: SSL0505E: 書き込みに失敗しました。SSL ハンドル <handle> が無効な状態にあります。
      • 理由: 接続の SSL 状態が無効です。
      • 解決方法: クライアントから接続を再試行してください。 引き続きエラーが起こる場合は、サービスに問題を報告してください。
    • メッセージ: SSL0506E: 書き込みに失敗しました。暗号化エラーです。
      • 理由: 暗号化のエラーが発生しました。
      • 解決方法: なし。問題が継続する場合は、サービスに報告してください。
    • メッセージ: SSL0507I: 書き込みに失敗しました。証明書の ASN フィールドの妥当性検査中のエラーです。
      • 理由: サーバーが証明書のASN フィールドの 1 つについて妥当性検査ができませんでした。
      • 解決方法: 別の証明書を使用してください。
    • メッセージ: SSL0508E: バッファー・サイズが無効なため、書き込みに失敗しました。バッファーは、<address> で、サイズは <length> です。
      • 理由: 書き込み機能の呼び出し側のバッファー・サイズがゼロまたは負の数です。
      • 解決方法: なし。この問題をサービスに報告してください。

    キャッシュのメッセージ

    以下のメッセージは、キャッシングの問題によって表示されます。

    • メッセージ: SSL0600S: セッション ID キャッシュに接続できません。
      • 理由: サーバーがセッション ID キャッシング・デーモンに接続できませんでした。
      • 解決方法: デーモンが正常に始動されたことを検証してください。

    セキュア・ソケット・レイヤーの Stash ユーティリティー・エラー

    以下のメッセージは、SSL stash ユーティリティーのエラーが原因で表示されます。

    • メッセージ: SSL0700S: 関数 <function> が無効です。
      • 理由: 無効なパラメーターが入力されました。有効な値は、crl または crypto です。
      • 解決方法: 適切な関数を使用してコマンドを再実行してください。
    • メッセージ: SSL0701S: パスワードが入力されていません。
      • 理由: コマンド行にパスワードが入力されませんでした。
      • 解決方法: パスワードを追加してコマンドを再実行してください。
    • メッセージ: SSL0702S: パスワードの長さが、許可されている 512 文字を超えています。
      • 理由: 入力されたパスワードは、許可されている最大の 512 文字よりも長くなっています。
      • 解決方法: 短いパスワードを使用してください。

    ターゲット・サーバー始動からのエラー・メッセージの表示

    ターゲット・サーバーの始動中にエラーが見つかった場合には、エラー・メッセージ、構成ファイル中の行番号、およびエラーの原因となった実際の行テキストが表示されます。 コンテキスト中の行テキスト・エラーを表示するには、次のようにしてください。

    1. 構成の表示 > 構成の編集 をクリックします。
    2. テキストを選択します。
    3. テキストをコピーします。
    4. 構成の表示 > 構成の編集 の順に進んで検出のために Ctrl + F を押してください。
    5. テキストを貼り付けます。
    6. OK をクリックします。
  • UNIX ユーザーの場合

    mod_dav の共通問題

    mod_dav での共通した問題の多くは、UNIX サーバーにおけるファイル・システム許可の設定と関係しています。 要求されたアクションを サーバーで実行するには、Web サーバー・プロセスが許可を持っている必要があります。 Web が 無人として実行される場合、 ユーザーが変更したいファイルおよびディレクトリーへの書き込みアクセスを必要とするのは、無人 になります。 また、DAV リポジトリー中のファイルをローカルのサーバー・サイドで処理することはお勧めしません。 特に、mod_dav は、 ファイル・システムではなく、ファイル・ロックをインプリメントします。 Windows エラーが起こった場合に、wecerr.txt ファイルを参照することはお勧めできません。 代わりに、サーバー・ログを参照してください。

    Administration Server での管理対象サーバー・タスクの使用法

    フォルダー「使用法」の下のタスク、管理サーバーがぼかし表示されている場合には、以下のようにしてください。

    1. Administration Server を実行中の同じマシンから IBM HTTP Server Administration Server にアクセスしていることを確認します。 セキュリティー上の理由から、Administration Server に対する変更は、そのサーバーを実行中のマシン上で有効なユーザー ID を持っている担当者だけが行えます。
    2. 同じマシンで実行されているブラウザーから Administration Server にアクセスしているのに管理サーバー・ページがまだ、ぼかし表示されている場合には、ローカル・アドレスのプロキシーを使用していないことを確認してください。

      Internet Explorer V5 の場合:

      1. ツール > インターネット・オプションの順に進みます。
      2. 接続タブをクリックします。
      3. LAN の設定... をクリックします。

        プロキシ サーバーを使用するというラベルのボックスが選択されている場合には、ローカル アドレスにはプロキシ サーバーを使用しないというラベルのボックスも選択していることを確認してください。 このパネルの詳細をクリックしてプロキシー・サーバーのアドレスを入力した場合には、 そのローカル・アドレスが「次で始まるアドレスにはプロキシは使用しない」というタイトルのフィールドにリストされていることを確認してください。

      Netscape Navigator V4.7 の場合:

      1. 編集メニューに進みます。
      2. 設定の変更... をクリックします。
      3. 拡張オプションをクリックします。
      4. プロキシーをクリックします。
      5. 手動のプロキシー構成を選択した場合、表示... をクリックして、「次で始まるドメインにはプロキシ サーバを使用しない:」というラベルのボックスに ローカル・アドレスがリストされていることを確認してください。

    GSKit 証明書サポートの制限事項

    GSKit は、鍵長が 1024 ビットより大きい証明書をサポートしません。

    ハードウェアの暗号サポートの既知の問題について

    AIX ユーザーの場合
    HP-UX ユーザーの場合
    Linux ユーザーの場合
    Solaris ユーザーの場合
    Windows NT ユーザーの場合
    Windows 2000 ユーザーの場合
    PKCS11 モジュールを取得し、AIX 上で装置を初期化するには、bos.pkcs11 パッケージを AIX プラットフォームにインストールする必要があります。
    bos.pkcs11 パッケージに追加された更新により fork の問題が修正されました。 必ず bos.pkcs11 パッケージの最新のコピーを IBM PSeries サポート・サイトから入手して、この修正を適用してください。

     

    GSKit ツールキットと共に出荷される ikmuser.sample ファイルは通常以下のディレクトリーにインストールされます:

    • AIX: /usr/opt/ibm/gskkm/classes
    • HP:/opt/ibm/gsk5/classes
    • Linux: /usr/local/ibm/gsk5/classes
    • Solaris: /opt/ibm/gsk5/classes
    • Windows NT および Windows 2000: C:\Program Files\ibm\gsk5\classes

    このファイルを classes ディレクトリーの中で ikmuser.properties に名前変更し、IKEYMAN によりそれを暗号トークンに使用できるようにします。

    HP-UX の場合

    HP プラットフォームでの既知の問題について

    GSKit の 1 つのバージョンを別のバージョンに重ねてインストールすることはできません。 現行の GSKit ファイルをシステムから削除した後に、新規 GSKit バージョンをインストールしてください。

    Netscape での既知の問題について

    Netscape V6.x は、IBM Administration Server での使用はサポートされていません。 Netscape V4.07 または Internet Explorer V5.x 以降を使用してください。

    Netscape LDAP サーバーでの LDAP セキュア・ソケット・レイヤーの制限

    LDAP クライアントでは、セキュア・ソケット・レイヤー (SSL) を使用して Netscape ディレクトリー・サーバーと通信する場合に制限があります。 Netscape ディレクトリー・サーバーが、 クライアント認証を使用可能にしている場合、接続はできません。 IBM HTTP Server が Netscape Directory Server で 入力情報を検査するために LDAP とともに SSL を使用する場合には、ディレクトリー・サーバーではクライアント認証を使用可能にしないようにしてください。

    Netscape での Administration Server の使用法

    Netscape 上で Administration Server のフォームを編集する場合には、大量のテキストの入力は許可しない、 ブラウザーの制限があります。 その時点で大量のテキストが含まれるフォームは、表示することはできますが編集することはできません。 Internet Explorer の使用時の制限については不明です。

    2 バイト文字セット (DBCS) 言語では、IBM Administration Server ページの表示に英語版の Netscape(AIX 版)を使用した場合に、文字化けが発生する可能性があります。

    Solaris ユーザーの場合

    Solaris プラットフォームでの既知の問題について

    Solaris オペレーティング・システムでの既知の問題の中に、有効 ServerName ディレクティブの指定があります。

    一部の Solaris マシン (レベル不明) では、IBM HTTP Server (apachectl) の始動時にエラーを受け取ります。 このエラーは、ServerName ディレクティブが IHS 構成ファイル、httpd.conf の中で設定されないことを示します。 この問題を解決するには、有効な ServerName ディレクティブを指定してください。

    この問題は、IBM HTTP Server Administration Server (adminctl) の始動時に起こる可能性があります。 Administration Server での問題 を解決するには、admin.conf の ServerName ディレクティブを更新してください。

    Windows NT ユーザーの場合 Windows 2000 ユーザーの場合

    Windows NT および Windows 2000 オペレーティング・システムでの既知の問題について

    IBM HTTP Server が仮想私設ネットワーク・クライアントとして同一システム上で稼動したときの問題

    IBM HTTP Server が、仮想私設ネットワーク・クライアント (たとえば、Aventail Connect など)と一緒に 1 つのシステム上で稼動すると、問題が発生します。 以下のような問題が発生するか、または、以下のようなエラー・メッセージが表示されます。

    • IBM HTTP Server が始動しません。- 参照 Apache FAQ。
    • IBM HTTP Server が始動しません。エラー・ログには、次のようなメッセージが入ります。

      "[crit] (10045) 試行された操作はオブジェクト・リファレンスの: 親: タイプではサポートされていません。 WSADuplicateSocket はソケット ### に失敗しました">

    Aventail Connect は、それ自体を Winsock 2 API と Windows の固有の Winsock 2 のインプリメンテーションの間に シム として挿入する階層化サービス・プロバイダー (Layered Service Provider (LSP)) です。 Aventail Connect のシムは WASDuplicateSocket をインプリメントしないので、障害の原因となります。 このシムは、Aventail Connect が シャットダウンされた場合もアンロードされません。

    以下のいずれかによって問題を修正してください。

    • シムの明示的にアンロード
    • マシンのリブート
    • Aventail Connect V3.x のシムの一時的な除去

    CGI および BAT ファイルを使用している Windows NT 上での IBM HTTP Server での機密漏れ

    Apache Web サーバー が .bat および .cmd コモン・ゲートウェイ・インターフェース (CGI) スクリプトを処理する方法により、悪意のあるクライアントが Web サーバー上でパイプ '|' 文字を使用していくつかの Windows シェル・コマンドを実行することが可能になります。 どのような CGI が実行されても利己的な活用の可能性はありますが、実際は .bat.cmd CGI スクリプトに限定されています。 CGI .exe ファイル、Perl スクリプトなどは、影響がありません。

    IBM HTTP Server は、.bat あるいは .cmd ファイルを cgi-bin ディレクトリーに インストールしないので、デフォルトのインストールでは機密漏れはありません。しかし、ユーザーがそうしたファイルを CGI の 実行が使用可能になっているディレクトリーに追加した場合には、即時にそれらのファイルを除去しフィックスが入手可能になるまで待ってください。

    .bat あるいは .cmd プログラムで提供される機能が一時的に使用できない点を回避するために、 .exe ファイルとして同等の機能をコンパイルすることを検討してください。

    Internet Explorer V5.01x でのセキュリティーの構成

    IBM HTTP Server が SSL トランザクションに Verisign の Global Server ID を使用する場合、 40 ビット暗号化ブラウザーでは 128 ビット暗号化でサーバーとの接続ができます。 この接続は、Internet Explorer 5.01x を 使用している場合には機能しません。 この状態は、以下のディレクティブを IBM HTTP Server 構成ファイルに追加することによって修正できます。

    注:以下に表示された順序でディレクティブを追加します。

     

    SSLCipherSpec 34
    SSLCipherSpec 35
    SSLCipherSpec 3A
    SSLCipherSpec 33
    SSLCipherSpec 36
    SSLCipherSpec 39
    SSLCipherSpec 32
    SSLCipherSpec 31
    SSLCipherSpec 30

    カスタマー・サービスとサポート

    ヘルプについては、 WebSphere Application Server サポート・ページを参照してください。

    または、IBM Software Support Center (米国およびカナダでは 1-800-IBM-SERV) にご連絡ください。 米国とカナダ以外の国でのソフトウェア・サポート・サービスの詳細および連絡先の電話番号については、 「Software Support Handbook」を参照してください。

    関連情報


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