Fast Response Cache Accelerator 要求のロギング: IBM HTTP Server
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Fast Response Cache Accelerator 要求のロギング (Logging Fast Response Cache Accelerator requests)

注: Fast Response Cache Accelerator (FRCA) は、Cache Accelerator とも呼ばれ、 Windows オペレーティング・システムのみでサポートされています。

このセクションには、FRCA 要求に関する説明があります。一般的な概説として Cache Accelerator のアクセス・ログのパスと名前についても説明します。このセクションの終わりに、関連トピックへのリンクがあります。

 

Cache Accelerator アクセス・ログ

IBM HTTP Server では、Cache Accelerator が対応する要求を記録するログ・ファイルをオプションで作成することができます。

Cache Accelerator が対応した要求の記録を残したい場合は、 Cache Accelerator のアクセス・ログを使用可能にしてください。 Cache Accelerator が対応しない要求は、通常の Apache ロギング・ディレクティブを別のログ・ファイルで使用して、記録することができます。

パフォーマンスの向上を目的として Cache Accelerator を使用可能にした場合や、 Cache Accelerator が対応した要求についての情報を記録する場合は、このログを使用してください。このログ には、使用可能になったキャッシングおよびキャッシュに入れられたファイルを検証するために有益な方法があります。

ファイルがキャッシュされている場合でも、そのファイルがキャッシュから提供されるかどうかは、指定された接続上のイベントの順序によって決まります。

ログ・ファイルの名前には、自動的にそのときの日付が付加されます。 毎日午前 0 時に、サーバーはカレントのアクセス・ログをクローズして、新しいアクセス・ログを作成します。 この処置により、サーバーを停止して再始動することなしに、ログ・ファイルを処理することが可能に なります。 非常に大きな負荷がかかった状態では、ログ・ファイルが急速に大きくなることが あります。ストレージ用のハード・ディスクに、十分なスペースを用意してください。

Cache Accelerator が対応した各要求ごとに、 アクセス・ログの新規エントリーが作成され、次の情報が含まれます。

  • ソースのホスト・アドレス
  • 要求の日時
  • 要求の HTTP メソッド、および要求の内容
  • HTTP 戻りコード (要求が満たされたかどうかを示す)
  • 戻りデータのサイズ

また、新規エントリーには、オプションで以下の内容が含まれる場合があります。

  • ターゲット仮想ホスト、V-CLF および V-ECLF
  • 参照者、ECLF および V-ECLF
  • ユーザー・エージェント、ECLF および V-ECLF

Cache Accelerator アクセス・ログのパスおよびファイル名の指定

Administration Server で Cache Accelerator のアクセス・ログのパスとファイル名を 指定することができます。

  1. パフォーマンス > サーバーの設定に進んでください。
  2. Performance Cache Log File 名のフィールドに次のディレクティブを設定してください。
    AfpaLogFile file_path_and_name log_format
    
  3. はいをクリックして、サーバー・パフォーマンス・キャッシングを使用可能にします。
  4. 実行依頼をクリックします。
  5. サーバーを再始動します。

 
関連情報

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