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Fast Response Cache Accelerator の設定 (Setting up the Fast Response Cache Accelerator)このセクションでは、サーバーのパフォーマンスを向上させるための調整のヒントを説明します。ここにあげるヒントはすべてテスト済みというわけではなく、その効果も環境によって異なります。 ご使用のサーバーでどのヒントを使用するかについては、ユーザーの判断です。サーバーの構成ファイルを変更する場合には、その前にバックアップ・コピーをとっておくことが必要です。 また、Fast Response Cache Accelerator (FRCA) は、Cache Accelerator と参照されることもあります。このセクションの終わりに、関連トピックへのリンクがあります。
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Cache Accelerator を使ってキャッシュ管理をカスタマイズする |
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Cache Accelerator を使うと、テキストやイメージ・ファイルを表示する際に IBM HTTP Server のパフォーマンスを改善することができます。 IBM HTTP Server は、保護されたページをキャッシュしません。 Cache Accelerator のキャッシュはサーバー操作中に自動的にロードされるので、キャッシュするファイルをサーバーの 構成ファイルにリストする必要はありません。 サーバーは、変更されたページを自動的に再度キャッシュに入れて、古くなったページをキャッシュから除去します。 Cache Accelerator は、複数の Web サーバー、 および多重 IP アドレスをもつサーバーでのキャッシングをサポートしています。 現在のところ、プロキシー・ サーバーにおける Cache Accelerator の実行はサポートされていません。
Cache Accelerator を使用可能にして構成するデフォルトで、IBM HTTP Server は Cache Accelerator を使用可能にはしません。Cache Accelerator を使用可能にするには、Administration Server で AfpaEnable および AfpaCache ディレクティブを設定してください。 Cache Accelerator のロギングをカスタマイズする
デフォルトでは IBM HTTP Server は、 Web ブラウザーがアクセスしたファイルをサーバーのディスク・ログに記録します。 このアクセスのログ記録が必要ない場合は、 ロギングをオフにした方がサーバーのパフォーマンスが向上します。 ロギングをオフに設定するには、httpd.conf 構成ファイルを編集して、AccessLog 行の先頭にコメント文字 (#) を挿入します。 ダイナミック・キャッシングのために Fast Response Cache Accelerator を使用している場合には、アクセス・ロギングをオフにしますが、 Cache Accelerator のアクセス・ログを使用して、Cache Accelerator キャッシュから提供される要求だけを記録することができます。
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